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2013年3月19日 (火)

春の和歌

2013年12号

先日受講した和のマナー講座で先生が

季節の和歌を紹介なさいました。

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東風吹かば にほいおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ

菅原道真

 

春の東風が吹くようになったら、花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ。

私(菅公)がいなくても、春を忘れないでいておくれ。

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右大臣だった菅原道真は藤原氏との争いに敗れ、大宰府に左遷されました。

この歌は京都の自宅の梅を思い浮かべて、悲嘆を込めて詠んだ歌だそうです。

その梅が道真を慕って飛んで行ったという飛梅伝説もあります。

福岡に住む私たちにとって、縁のある歌です。

 

 

短歌の唯一のルールは、五区三十一音の五・七・五・七・七という

定型のリズムで作ることだそうです。

限られた文字の中で作者の心情や深い趣を出すために、

枕詞(「たらちねの~母」)や掛詞(「待つ」と「松」)を巧みに用いるのも

短歌の特徴の一つです。

(季語が必要なのは俳句でした coldsweats01

 

福岡では桜の開花宣言が出されました。

桜の季節の短歌を調べてみると、

本当にたくさんの短歌が残っていました。

桜はずっと昔から日本人の心に残り、

桜の姿に私たちは何かメッセージを感じたのでしょうね。

恋の歌も多く、切ない思いがしたので紹介します。

 

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ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ  

紀友則

 

こんなに日の光がのどかに射している春の日に、

なぜ桜の花は落ち着かなげに散っているのだろうか。

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古典の時間に勉強しました。

31音に気持ちをまとめて、洗練されたシンプルな言葉で表現するなんて

和歌は究極のプレゼンです。

 

 

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桜花(さくらばな) 今ぞ盛りと 人は言へど 我れは寂しも 君としあらねば

大伴池主(おおとものいけぬし)

「桜の花が今盛りですよ」と人は言うけれど、私はさみしく思います。

あなた様がいらっしゃらないので。

 

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恋の歌は本当に美しく、切ないですね。

遠距離恋愛なのか、失恋の歌なのか、

いろいろと想像してしまいます。

 

「古典の時間、ちゃんと勉強すればよかった」と

今頃、後悔sweat01しました。

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