ご縁があった方に「季節のご挨拶」というメールを
配信させていただき、8年目を迎えます。
今年の初夏号は「人を育てること」について
自分の考えを書きました。
「白梅さんは実は体育会系だったのですね」
「白梅さんは熱血だったのですね」
最近、よく言われるのですが、
まさにそのとおりだと思います。
時間が経つのを忘れるほど、
一生懸命になることができる仕事ができることは
最大の喜びです。
ブログにも掲載いたします。
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1年で一番爽やか、新緑が気持ちのよい季節です。
いかがお過ごしですか?
日頃ご縁のあった皆様へ、感謝の気持ちをお伝えします。
いつもありがとうございます。
3月・4月は、新入社員研修の仕事が多く、
今年も約250名の新入社員に研修を行いました。
毎年、年齢差は開きますが(笑)
彼らを応援する気持ちは増すばかりです。
しかし、今年は厳しい就職戦線を乗り越えて内定を勝ち得たはずなのに、
「元気溌剌!」ではない若者が多かったこと。
グループでワークを行い、仕事の仕方をシミュレーションして、
組織の中で仕事をすることを体験してもらうのですが、
全力で取り組んでいる感じが伝わってこないのです。
制限時間内に活発にいろいろな意見を出して、
工夫をして、100%課題を達成するという姿勢が見られないのです。
まだ余力があるのに、「これくらいでよかろう」という感じの行動を
多く見られました。
若者の特権は一生懸命にやることです。
だから、私は若者たちがよく使う「ゆるい感じ」というのが嫌いです。
また、仕事の仕方についても、
最初は先輩に教えてもらったとおりにやってみて、
だんだん慣れてきたら、自分流にアレンジします。
その時に「このようにやってもいいですか?」と聞くことが
職場でうまくやっていくコツだと思います。
しかし、「個性が大事」という教育を受けてきた若者たちは、
「最初から自分流でやらなければ」と思うそうです。
いきなり自分流でやってしまうと、
せっかく自分の時間を割いて教えた先輩から
「最近の新人は勝手なことばかりやって!」と言われるのは当然です。
平成不況と情報化時代のなかで
ゆとり教育を受けてきた世代の若者たちは、
「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」
(世界に一つだけの花/SMAP 2003年)
という歌の意味を取り違えたのではないでしょうか?
ナンバーワンかつオンリーワン目指していいんじゃない。
あきらめないで欲しいですね、そんな簡単に。
私は1987年(S62)に社会人になりましたので、
バブルの前後を体験しました。
振り返ると、何も知らない私にたくさんの先輩方が
部署を超えていろいろなことを教えてくださいました。
バブルがはじけて、成果主義が導入され、みんな自分のことで精いっぱい。
余裕がなくなり、人を育てることを後回しにしました。
採用人数も減らされ、同期の結びつきも希薄になりました。
現在の20代、30代がリーダーになると、
上司や先輩に仕事を教えてもらった経験も少ないので、
部下を育てることが苦痛に感じる人も多いようです。
今後、大学の秋入学がスタンダードになると、
「入社式は春にあるもの」とか「世の中に用意された職に就く」という
考え方を前提とせず、
仕事を自分でつかみとっていくという意識がこれからの時代には必要でしょう。
桜の花が満開の時期の新入社員研修をはじめ、
社員教育の仕組み自体も変えなくてはなりません。
高齢化とグローバル競争に直面する日本で最も重要なのは人材です。
小学生のころからゆとり教育を受けてきた新入社員にとって、
世間の荒波は試練かもしれませんが、
苦しいときこそ、学ぶことがたくさんあります。
また、それを乗り越えたときに自分の成長を実感することができます。
だから、私は応援したいのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
気温差が激しい季節なので、どうぞご自愛くださいませ。

ル レーブ 白梅英子
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